深夜16.3円と昼間36.0円の差が蓄電池の価値を決める
蓄電池の価値は、充電単価と放電時に回避できる買電単価の差で決まります。深夜電力で16.3円充電し、昼間の36.0円買電を回避する場合、1kWhあたり19.7円の差が発生します。ニチコン14.9kWhの蓄電池に10kWhを深夜充電し、翌日に10kWhを放電できれば、理論上は1kWhあたり197円、10kWhで1970円の買電回避効果になります。
現実には、充放電効率、自家消費優先度、深夜時間帯の制約、天気による発電量差、家庭内消費量によって、すべてがそのまま効果になるわけではありません。それでも、平均して1日あたり800〜1000円の買電回避効果が続けば、年間では30万円超の削減に届きます。オーナーが重視すべきポイントは、単に「蓄電池があるか」ではなく、「深夜16.3円で充電し、昼間36円買電を回避できる制御ができているか」です。
年間30万円超の買電削減は、平均1日あたり約820円の回避効果に相当します。ニチコン14.9kWhの容量と、16.3円/36.0円の価格差を使えば、現実的な制御設計で到達できる水準です。
